キャンジャニ∞先生✨ おはなし

キャンジャニ×先生のお話 TWまとめ

②くら子と渋谷先生

 

 

⑹音楽室 コーラス部
「お前たち、練習せんのかい」
ため息まじりに音楽教室に入ってきたのは、久しぶりに部活に顔を出した渋谷先生。
お菓子を食べてだべっていた倉子達は、一瞬ギクッとしたものの、

「先生だって練習見に来るの一週間ぶりじゃん!」と言い返した。
「大体、軽音部の方には顧問でも無いのに毎日入り浸って、こっちは全然来ないじゃん」
「んんん、まあ、あいつらはやる気があるし、お前達は練習しないだろ」
「先生、、」

「何や?クラ子」
「ちっちゃ」

「なんやと!!ヤスの方がちっちゃいわ!!」「そればっかり」
また始まった。コーラス部では見慣れた渋谷先生とクラ子の口喧嘩。

部員達は気にせずおしゃべり を続けた。
「来週から、大会に向けて本格的に練習するからなっ」

と言うと渋谷先生は出て行った。

「私は何でこんなに身長高いのかな、、、いやすばる君がちっちゃいのが悪いっ」

って悩むくら子の心は誰も知らない。

 

⑺渋谷先生の苦手な人

渋谷先生が、コーラス部の練習について考えながら家庭科部の前を通ると、エプロン姿のまる子に出くわした。ラッキー、あいつをからかうの面白いわ。
「おう、まる子、安田先生を食中毒にするために又作っとんのか?」
「ヤダ、渋谷先生。んんもう〜、そんなわけ無いでしょ!」

まる子がギャーギャー騒ぐから、家庭科実習室からヨコ子が出て来た。
「まる子、どうしたの!?あら渋谷先生!」
「ああ、何も無い何も無い」と言いながら渋谷先生はそそくさと職員室に帰った。

どうしてかヨコ子とまともに話せない。綺麗な高値の花のようで、実は不器用なヨコ子。

この俺が、緊張?高校生に?んなアホな。

 

⑻家庭科部では定期的に出る話題。
ヨコ子に似合う男性は誰??
まず、同年代はありえないわね。とりあえず、身近な若手の先生7人で考える。と言ってもレベルは結構高いけどね。
まず、村上先生は、エリートなんだけど、ちょっとがさつな所がヨコ子には似合わないわよね〜
安田先生は可愛くて良いんだけどヨコ子よりちっちゃいでしょ、
同じく、渋谷先生も顔は良いんだけどね。
大倉先生もイケメンだけどチャラすぎだし、
錦戸先生と横山先生はあの親衛隊が
恐ろしすぎ
そして、丸山先生は、、、

「ありえな〜〜い」と皆んなが笑う。

ヨコ子がボソっと「何でありえないの?」と聞くと皆んなは「いや、良い先生だよ?人気もあるし結構モテるよ?でもあのテンションにヨコ子はついていけないでしょ〜〜」って。
2年のマル子だけは

「えー意外とお似合いだと思いますよ!」

だって。

可愛いい子。

 

⑼安田先生とマル子

まる子にとって幸せを感じる時間は、安田先生とお茶をするこの時間。
安田先生は、家庭科部で何を作っても

「美味しい美味しい」って食べてくれる。
「私、味見もして無くて」(実はヨコ子達先輩を巻き込んでの大騒ぎで味見しているけど)
と言うと、じゃあ一緒に食べよう、とお茶を入れてくれた。
それ以来、作って来るたびにこうして美術準備室でお茶を飲んでいる。
安田先生は、ホワホワしていて優しい。可愛い様で、時々男にもなるのよね、これが💕
でも最近、このほっこり幸せ空間に邪魔が入るようになったの。
3年のすば子先輩。いきなり入って来て
「何このマイナスイオン空間!!私に必要な空気じゃなくて!?」
とか言い出して居座るようになったのよ。
すば子先輩はちょっと?変わっているけど大好きだよ?。でもさ、スカート短すぎない?安田先生に馴れ馴れしくない?

安田先生も、ニコニコしすぎじゃない?

又すば子を見て!!
んもう、油断して一つしかないいちご🍓取られてるじゃない!!

 

10)丸山先生授業中
今日も丸山先生のギャグは冴え渡っている。

客観的に見ると全然面白く無いんだけど、雰囲気とか丸山先生の人となりが好きで皆んな笑い転げている~錦子以外は。
丸山先生は授業の終わりに「えーっと、錦子さんは、僕の授業つまんない?」聞いてみた。
「いえ、ちゃんとしている所は先生真面目なので。大丈夫です。」
「大丈夫って、、」
「ただ、先生のお笑いの意味が分からなくて、、ごめんなさい」
真剣に謝る錦子にはどうしてもかなわない。なぜかクラスの雰囲気も「錦子頑張れ!」になっているし。
やす子が遠くからオロオロしているのが分かる。
「そうか、じゃあ今度こそ、錦子ちゃんを笑わせてみせるね」
「そうじゃなくって、授業、、」
丸山先生は、

「錦子の、そこが分からん〜」
なんて言いながらニコニコ教室を出て行った。

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①キャンジャニ登場

⑴放課後 一年の教室

ムラ子「よしっ、〜黒板綺麗になっちゃった、次はお花でも飾っちゃおうかな〜」
「なあ〜」
ビックっ。放課後の教室。誰もいないはずの静まり返った部屋で、急に男の声がしてムラ子は振り返った。
「びっっくりした〜大倉先生!!ムラ子、心臓がドッキドキで、、」
大倉先生「ムラ子ちゃんは表と裏がないね。」
「へっ??」

「1人でいる時も、ピュアなんだ。」ってちょっと小馬鹿にした様に言う。
「もう、ムラ子本気で怒りますよ」
「横山先生のために、毎日学年も違う教室の黒板拭いてんだ」

「えっつ?ちょっと、皆んなにバっバレているんですか?」
顔から湯気が出そうなゆでダコ さんを残して教室を出ようとする。
「いや、知ってんの俺だけやで!?」
と言って去っていった。
もう!!一体どういう事ヨ〜!!ムラ子はプリプリしながらも

「まあ、大倉先生だけならいいや」と持ち前の超ポジティブを発揮して、直ぐに忘れた。

 

⑵大倉先生 職員室
「なあ〜ヤス、ムラコっておもろいよな」
安田先生「えっ?あの3年の、ドジっ子ムラコちゃん?」
「そうそう、ドジっ子ムラ子。おもろいよな」
「オークラが女子生徒の話するなんて珍しいなあ〜。いっつもうっとおしそうにしてるやん。」
「あの子、スタイルめっちゃいいねんで!?」
なんて唐突に言ってくる。
ふう〜ん、すんごく面白い組み合わせやけど。まあ、オークラの心を溶かすんは、ムラ子ちゃんぐらいじゃ無いと勤まらんのかもな。
安田先生は、くふふふっと笑いつつも、ムラ子のほうはどうなんかな、と一瞬思った。

 

⑶横山先生 担任の教室 放課後
「ヤス子さん、ちょっとスカート短かない?」
「えーでも、この長さが一番足が綺麗に見えるんですヨ、よこちょ先生」
「よこちょ言うな。せっかく一年生の学年トップやねんから、大人しくして、いい大学推薦を、、」
「ええ〜だって、まだ一年生ですよ、今女子高生として、女の子を楽しまなきゃ」
「いや、おまえ、ほんとっ、」
「先生、ほら職員会議遅れますよ。あ、よこちょ先生、日誌忘れてる!!」
「よこちょ言うな!」

 

⑷会話を聞いていた、同じクラスの親友錦子
「横山先生が、女子におまえって言うた。」
ヤス子「えっつ?馴れ馴れしいってこと!?」
「そうじゃなくて、横山先生なんだか楽しそうだったなあ〜って思って」
「?変な錦子。大体、すば子先輩の方がスカート極端に短いわよ!?」
「そうね。すば子ちゃんはね」
「それより私は『今日のヨコ子お姉様の観察日記』をつけなければ!!」
.......横山先生とヨコ子先輩、ほぼ一緒じゃない!?心の中で突っ込んだ錦子。
さ、私は今からサッカー部のマネージャーのお仕事💜

 

⑸サッカー部 顧問村上先生 グランド
グランドの遠くから錦子を見つけるなり
「おお〜いい、錦子、遅いぞぉ〜!」
顔を真っ赤にした錦子が必死に走ってくる。
「すっ、すみませんでした。」
「先生が、がさつに大声で錦子ちゃんを呼ぶから、怯えてびっくりしてるやん〜」とサッカー部員の大ブーイング👎が起きた。
「そんなに必死に謝るな。んで、錦子はそんなに弱い人間じゃ無いよな!!おまえら、錦子を甘やかすな、一人の立派な人間やぞ、ほら錦子に群がるな。早う練習せいっ」

その村上先生の横顔を見て、キューンとする錦子でした☆